ランドセルの価格

【2021年】ランドセルの最新価格相場は5万~7万円! 後悔しないためのポイントは?

ランドセル選びは幼稚園時代からはじまっています。人気商品はあっという間に売り切れてしまうことも珍しくありません。特に、どの価格帯のランドセルを選べば良いのか困っている方も多いのではないでしょうか。

かくいう筆者も去年、小学校に上がる長男のランドセル選びで一番迷ったのがどの価格帯のランドセルを買えば良いかということ。価格帯の幅が広く混乱していました。

そこで、本記事ではランドセルの価格相場と、後で後悔しないためのポイントをご紹介いたします。

ランドセルの最新価格相場5万~7万円

本サイトにて「2020年〜21年にランドセルを購入した保護者」137人にアンケートを実施しました。その結果、一番多い価格帯は5万円~7万円。平均価格は約56,000円という程という結果になりました。

また、アンケート結果から80%以上の子ども達が4万円以上のランドセルを購入していることも分かりました。3万円以下のランドセルを購入したのは約12%と少数です。

価格 人数 割合
3万円以下 17人 12.4%
4万円以下 21人 15.3%
5万円以下 25人 18.2%
6万円以下 30人 21.9%
7万円以下 30人 21.9%
8万円以下 10人 7.3%
9万円以下 1人 0.7%
10万円以上 3人 2.2%

ランドセル購入価格グラフ対象人数=137人

昔と今で相場が違う?理由は祖父母の存在

ランドセル工業会(一般社団法人 日本かばん協会)のデータを元にランドセルの価格相場の推移をグラフで表しました。その結果、昔と今で価格相場が4倍以上にも上がっていることが読み取れます。

実は、ランドセル価格が上がった1992年は、ちょうど少子化が問題となった年でもあります。子どもの数が減ったことで、一人あたり使える金額が増えたことや、祖父母からの入学祝い金が増加したため、ランドセル価格も上昇していったのです。

ランドセル価格推移

どうしても安いランドセルを探すならフリマアプリを探すのもアリだけれどおすすめはしない

できるだけ安価なランドセルを購入したい場合は、ヤフオク!やメルカリなどのフリマアプリから探すのも手です。

両方の祖父母からランドセルのお祝いが重なってしまったなどの事情で出品されている場合があります。店舗で購入するよりも安く手に入れることは可能ですが、あまりおすすめできません。理由を下記にまとめました。

型落ちの不人気だったランドセルが販売されている

「型落ちモデル」としてフリマアプリで出品されているランドセルも多いです。売れ残った商品ということはそれだけ人気のなかった商品ということ。

保存状態が分からず臭いやカビが発生している可能性がある

個人が管理しているランドセルのため、きちんと保存しているかどうかフリマアプリの写真だけでは判断できません。臭いや見えない部分にカビが発生している可能性も。

保証がないもしくは切れている可能性がある

店舗でランドセルを購入した場合、「6年間の修理保証」をしてくれるメーカーもあります。フリマアプリの場合は保証書がない場合や保証期間が切れている可能性があります。

手元にきちんと届くかの保証がない

ただでさえトラブルの多いフリマアプリ。手元にランドセルがきちんと届くかの保証がありません。まして入学式に間に合わなかった場合、かわいそうなのはお子さんです。

ランドセルに不具合があったときの対応が不安

購入したランドセルに何らかの故障や不良があった場合、店舗であれば交換できますが個人間のやり取りでは、解決に時間がかかる可能性も。

実物の確認ができない

ランドセルは、重さや形、色など実物を見ないと判断することができない要素が大きいです。実際に背負い歩いてみることでお子さんに合ったランドセルか判断できる部分もあります。

特にランドセルに欠陥が合った場合、店舗と異なり個人間の取引であるフリマアプリでは対応が難しい場合がほとんど。信頼のおける実店舗や専門の業者から購入することを強くお勧めします。

ランドセルの価格でいじめられるって本当?

相場価格のアンケート結果をみると、安価なランドセルを購入する割合が低いことが分かりました。

そこで心配になるのがランドセルの価格でいじめられるという、うわさ。実際、ネットでランドセルの価格について検索していると、「ランドセル いじめ」で検索されていることが分かりました。

「子供にランドセルの一番安いやつを買うのはどうでしょうか?学校でいじめられるのでしょうか?」知恵袋より

「安すぎたり、逆に高すぎるランドセルを選ぶといじめの対象になったりするのでしょうか?」知恵袋より

ランドセルの価格によってお子さんがいじめやからかいの対象になるのを気にしているご両親が多いようです。

しかし、実際には、

「他の子のランドセルの値段なんて、気にする小学生はいるでしょうか?」知恵袋回答より

「はっきり言って、高いか安いか子どもは分かりません!」知恵袋回答より

といった回答がほとんどで、ランドセルの価格でいじめに合うことは心配しなくても大丈夫そうです。

ただし、

「安いランドセル買ったら五年で壊れた。」Twitterより

「安いランドセル4年目に壊れたからいいやつ買った方がいいよ」Twitterより

といった意見もあることから、あまりに安いランドセルは6年間もたずに壊れてしまうという指摘も。

お子さんの性別や性格によって違いもありますが、買いなおす手間を考えたら3万円以上の丈夫なランドセルが無難です。

ランドセルは価格で何が違うの?

ランドセルの価格が異なるのは、使用している素材や耐久力など性能が異なるためです。比較的安価な人工皮革から牛革。高級素材である馬の皮から作られたコードバンと種類が豊富です。

3万円以下のランドセルは海外生産、かつ素材も人工皮革のため低価格で販売されています。5万円付近のランドセルは、色・デザインも豊富で使い勝手が良いという特徴があります。一方の高級ランドセルは、国内での製造や手作業がほとんど。販売台数が限られるため、価格も高くなりがちです。

価格帯 素材 特徴 製造 販売ブランド
3万円以下 ・人工皮革 ・人工皮革のため、水には強いが亀裂ができやすい
・色・デザインが選べない
海外 ・ニトリ
・イオン
・イトーヨーカドー
3万円~6万円 ・人工皮革
・牛革
・色、デザインが豊富
・使い勝手が良い
・万が一壊れた場合でも無償修理の保証が付いている
国内 ・セイバン(天使の羽)
・ハシモト(フィットちゃん)
6万円~8万円 ・牛革
・コードバン
・工房系
(土屋鞄、中村鞄製作所、黒川鞄工房など)
・ハイブランド
(ミキハウス、RALPH LAUREN、JILL STUARTなど)
8万円以上 ・職人による手縫い
・デザイン性が高い
・丈夫で長持ち
・オーダーメイド

ランドセル選びで失敗しない5つのポイント

ランドセル選びで特に重要となる5つのポイントをご紹介します。

  1. 保障
  2. 背負いやすさ
  3. 収納力
  4. 素材

1.保証:6年間無償保証のランドセルで安心

大手メーカーで販売されているランドセルには「6年間保証」が付いているものがほとんどです。ただし、メーカーによって「保証」の範囲はさまざま。

例えば土屋鞄池田屋の場合お子さんの不注意による故障であっても無償で修理をおこなってくれます。しかし、ほとんどのメーカーでは故意に壊してしまった場合は有償で修理することが多いです。また、壊れたランドセルをメーカーに送る際に、送料が必要な場合も。保証内容の確認もおこないましょう。

また、「6年間保証」が付いているか確認したい場合は、「ランドセル認定証」が付いているか確認しましょう。ランドセル工業会が認めた製品にのみ付いています。6年間修理対応しているという証明です。

 

 

 

 

(画像引用:ランドセル工業会サイトより

2.背負いやすさ:子どもがスムーズに背負えるか確認

6年間使用するのは大人ではなく子どもです。登校時は親が手伝って背負わせてあげられますが、下校時には一人で背負うことに。新一年生の小さな体でも背負いやすいランドセルがおすすめです。

実際にお子さんに背負わせてみるのはもちろん、

  • 背中とランドセルの背あてとの間に隙間ができていないか?
  • 肩ベルトを調整したときに子どもの体格に合っているか?
  • 背負ったときにランドセルが後ろにズレて落ちてしまわないか?

などもチェックしてみましょう。

3.収納力:教科書やノートが十分入る容量があるか

2020年年度に学習指導要領が改定され、教科書のページ数が平均14%増えました。そのため、より容量に余裕のあるランドセルがおすすめです。

大きめのランドセルを選ぶポイントは、「A4フラットファイル対応」と記載されているかどうか。「A4フラットファイル対応」は「A4クリアファイルサイズ」よりも一回りも大きいサイズです。持ち帰りが多い時でも余裕をもって荷物を入れられます。

ただその分、重さが出てしまい体格の小さい子は背負うのが大変になるというデメリットも。お子さんの体格や学校までの距離も考慮しましょう。

サイズ メリット デメリット
A4フラットファイル対応 ・高さ約31cm×幅約23cmのA4フラットファイルが入る大きさ ・大容量
・A4フラットファイルでも余裕を持って収納できる
・大きいので体格の小さい子は背負いにくい場合も
・重い
A4クリアファイル対応 ・高さ約31cm×幅約22cmのA4クリアファイルが入る大きさ ・コンパクトサイズで収納しやすい
・軽い
・A4フラットファイルを入れるときは斜めにしなければいけない

4.素材:素材によって特徴に違いがある

ランドセルは素材によって値段や耐久性、耐水性に違いがあります。
主に使用される素材は下記3つです。

安い素材だから使い勝手が悪く壊れやすい……という訳ではありません。
例えば人工皮革は、比較的安価なランドセルに使用され耐久性はあまり期待できませんが、牛革やコードバンに比べて軽量で耐水に強い仕様となっています。

素材に何を期待するのかといった見方をしていくのが重要です。
例えば、わんぱくなお子さんであれば耐久性や耐水性重視。家から小学校まで遠い場合は軽さを重視するなどがポイントです。

素材 価格 傷つきやすさ 型崩れ 耐水性 重さ
人工皮革 3万円~6万円 △~〇 約1,000~1,200g
牛革 5万円~7万円 約1,300~1,400g
コードバン 8万円~10万円 約1,450~1,500g

5.色:6年間飽きの来ない好みの色を選ぶ

一昔前と違い今は多種多様なランドセルカラーから選ぶことができます。お子さんの好みの色を選ぶのも大切なポイントです。

ただ、白やパステルカラーは汚れが目立ちやすいためやや注意が必要。逆に汚れが目立ちにくいのは黒や紺など濃い色です。こちらもお子さんの性格を見極めうまく誘導するのがおすすめ。

本サイトで行った「2020年〜21年にランドセルを購入した保護者」137人に実施したアンケートによると、男の子は黒。女の子はピンクと定番色が人気となっています。次いで男の子はブルー・ネイビーなどの青系。女の子はパープル・ラベンダーなどパステルカラーが好まれる傾向にあるようです。

男の子ランドセルカラーグラフ

対象人数=137人(男児:65人、女児:72人)

メーカー別の売れ筋ランドセルの価格と特徴

最後に、各メーカーで最新モデルの売れ筋ランドセルの価格と特徴をご紹介します。

セイバン(天使のはね)

「天使のはね」で有名なセイバンのランドセル。セイバンはランドセル業界の最大手メーカーでもあります。天使のはねの最大の特徴は背負いやすさです。肩ベルトを立たせることで子どもでも背負いやすくなるように工夫されています。価格帯は47,300~93,500円程です。

男の子:モデルロイヤル ベーシック(63,800円)

素材 アンジュエールグロス(人工皮革)
大きさ A4フラットファイル対応(高さ約31.0cm×幅約23.5cm×マチ幅約12.0cm)
重さ 約1,270g
特徴 フォーマルで飽きのこない形です。反射材を広範囲に使用していて自分の居場所を知らせます。マチ幅は12cmもあるので収納にも余裕があります。

女の子:モデルロイヤル・レジオ ベーシック(66,000円)

素材 アンジュエールグロス(人工皮革)
大きさ A4フラットファイル対応(高さ約31.0cm×幅約23.5cm×マチ幅約12.0cm)
重さ 約1,230g
特徴 高級感のある花冠のモチーフが女子に大人気のシリーズ。派手過ぎず落ちついたデザインで6年間使用できます。

フィットちゃん

こちらも有名なランドセルメーカーのフィットちゃん。肩ベルトを25度立ち上げることでランドセルと背中の接触面を広げ背負いやすく工夫しています。また肩ベルトを左右に動かせる構造にすることで、きつさを軽減してくれるのも特徴です。価格帯は、40,700円~99,000円程。

男の子:グッドボーイDX( 61,600円)

素材 クラリーノ®タフロック®(人工皮革)
大きさ A4フラットファイル収納サイズ(縦310mm×横233mm×奥行120mm)
重さ 約1,250g
特徴 傷に強い素材をつかっているため、やんちゃな男の子でも安心して使えます。錠前はオートロックなので、うっかりの締め忘れの防止にも。

女の子:あい・愛ティアラ/安ピカッタイプ(59,400円)

素材 クラリーノ®エフ(人工皮革)
大きさ A4フラットファイル収納サイズ(縦310mm×横233mm×奥行120mm)
重さ 約1,240g
特徴 プリンセスをイメージした女の子に人気のランドセル。「安ピカッ機能」付きでランドセルの形でひかって車やバイクに場所を教えてくれるので、夜や雨の日でも安心です。ランドセルの中にもハートの内装が施されているのも人気の理由。

土屋鞄

安定した人気を誇る土屋鞄のランドセル。150のパーツを使い300以上の手作業によるランドセルは丈夫なだけでなく、背負いやすいことでも有名です。価格帯は、64,000円~140,000円とやや高めですが、それだけの価値があるブランドランドセルです。

男女共通:牛革 ベーシックカラー(74,000円)

素材 牛革
大きさ 縦310mm×横232mm×奥行115mm
重さ 約1,390g
特徴 シンプルで昔ながらのデザイン。傷や雨に強い牛革を使用しているので安心して6年間使用することが可能です。防水仕様で雨にぬれてもお手入れが簡単にできます。

池田屋

老舗のランドセルメーカーである池田屋。こちらも根強い人気のランドセルです。素材ごとの特徴を生かし、背負いやすさと軽さを追求しています。使いやすさを重視した大容量サイズも特徴の一つ。職人の手による手作りランドセルです。価格帯は49,500~98,000円程となっています。

男女共通:イタリア製防水牛革プレミアムカラーステッチ(68,000円)

素材 牛革
大きさ 縦310mm×横230mm×奥行120mm
重さ 約1,300g
特徴 イタリア製の牛革を使った上品で洗練されたデザインのランドセル。自分のイニシャルをランドセルに刻印できるサービスも人気です。

ニトリ

「お、ねだん以上」で有名なニトリのランドセル。お値段もお手頃価格が多く、使い勝手もそれほど悪くありません。また6年間の無料修理保証が付いているので、万が一壊れてしまっても安心です。一番安い価格で19,900円。高くても50,824円で購入できます。

男女共通:メチャピカ わんぱく組 (39,900円)

素材 人工皮革
大きさ A4フラットファイル収納サイズ(縦360mm×横270mm×奥行220mm)
重さ 約1,180g
特徴 お手頃な価格ながらも、9段階調整できる肩ベルトや左右独立して稼働する背カンなど機能が充実しています。カラーバリエーションも23種類あるのも魅力的です。

イオン

背負いやすさが特徴の「かるすぽ」のランドセル。背あてを3点に分散することでランドセルの重さを軽減してくれます。また、肩と胸にしっかりとフィットする「立体裁断肩ベルト」で安定して背負うことが可能に。価格帯は33,000円から77,000円程。

男の子:みらいポケットサイバー(77,000円)

素材 クラリーノ®エフ(人工皮革)
大きさ A4フラットファイル収納サイズ(縦310mm×横235mm×奥行125mm)
重さ 約1,320g
特徴 マチ幅を最大8cmも伸ばせることができ、荷物が多い日でもランドセルに入れられる「みらいポケット」も魅力。特徴的なデザインも人気の理由です。

女の子:みらいポケットチュチュ(77,000円)

素材 クラリーノ®エフ(人工皮革)
大きさ A4フラットファイル収納サイズ(縦310mm×横235mm×奥行125mm)
重さ 約1,330g
特徴 可愛らしいパステルカラーの色合いが人気のシリーズ。A4フラットファイルも十分入る大容量サイズのランドセルです。

相場価格だけでなく子どもが愛着を持てることも大切

ランドセルは子どもが6年間という長い期間、背負い続ける物。最新相場価格は5~7万円程ですが、値段に捕らわれずランドセル本体の素材や使い勝手を考慮するのがおすすめです。

ぜひ、子どもが愛着を持って使用できるランドセルをご検討ください。